一般的に日本人の間で「ニューヨーク」と呼ばれるニューヨーク市(New York City)はニューヨーク州にあるひとつの市の名前で、ニューヨーク州全体のごく一部の地域を指しています。ニューヨークへ来るまでニューヨーク市がニューヨーク州の州都だと思い込んでいる人がかなりたくさんいますが、下の地図にあるようにニューヨークの州都は、ニューヨーク市から北へ約230kmのところにある人口約10万人のオバニー(Albany)という街です。
ニューヨーク州の場合、州全域がカウンティ(County)(日本語でいうところの「郡})と呼ばれる行政区に分かれています。(下の地図はカウンティごとに境界線が惹かれています。)ニューヨーク市は、その昔、下にリストした5つのカウンティが合併してできた市です。
州の行政区である5つのカウンティは、そのままニューヨーク市の行政区でもあるのですが、市の行政区はボロー(Brough) と呼ばれています。(ボローは日本でいうところの「区」みたいなものです。) ですので一般的にニューヨーク市で生活する日本人にとってよく耳にするのは、ニューヨーク市の行政区である、マンハッタン、ブロンクス、クイーンズ、ブルックリン、スタテン島、という呼び名のほうです。