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ホリデーシーズン
Holiday Season in New York
毎年11月の第4木曜日にあたる感謝祭(Thanksgiving Day)が終わると、アメリカではホリデー・シーズン(Holiday Season)が始まります。ホリデー・シーズンとは、感謝祭の次の日から元旦までの間のことを言い、ユダヤ教の祝日である「ハヌカ」(Hanukkah)、キリスト教徒がキリストの誕生を祝う「クリスマス」(Christmas)、アフリカン・アメリカン(黒人)の文化を祝う「クワンザ」(Kwanzaa)と、たくさんの祝日(ホリデー)が集中する時期です。

一般的にキリスト教徒の多いアメリカの街では、通常この時期になるとクリスマスツリーを飾り、街にはクリスマスキャロルが流れ、25日のクリスマスには家族で食卓を囲み、プレゼントを贈りあいます。サンタクロースが子ども達にプレゼントを配るものクリスマスです。

一方で、さまざまな国からの移民が肩を並べて暮らす人種のるつぼニューヨークでは、キリスト教徒の祝日である「クリスマス」だけが特別扱いされるのは不公平だということで、学校や公共施設などではキリスト教とユダヤ教の両方の飾りつけをするところを多く見掛けます。そこに宗教的なお祝いではないものの、アフリカ文化遺産を継承し、黒人の生活・意識向上を願って祝われる「クワンザ」も加わり、ニューヨークのホリデーシーズンをさらに賑やかなものにしています。

最近ではバーンズ&ノーブルなどのクリスマス・カード売り場(これもホリデー・カードと呼ぶのが正しいのかもしれません)には、ちゃんとハヌカ用、クリスマス用、クワンザ用のカードが並んでいますし、ホリデーの挨拶も『メリー・クリスマス(Merry Christmas)』とは言わず『ハッピー・ホリデーズ(Happy Holidays)』と言います。

仏教の国、日本でも、なぜかキリスト教的なお祝いとは別の意味で大々的に取り扱われていますので、日本人にとってはお馴染みのクリスマス。でもニューヨークの二大宗教のもうひとつ、ユダヤ教の祝日であるハヌカは、ニューヨークに来て始めて知ったというかたも多いのではないでしょうか。そこでこのニューヨークの二大宗教を分かりやすく解説してみたいと思います。

NYのホリデーシーズン: ハヌカ VS クリスマス
Holiday Season in New York: Charistmas vs Hanukkah
Christmas クリスマス Hanukkah ハヌカ
宗教 キリスト教 ユダヤ教
いつ? 12月25日 2004年は12月8日から8日間
(ハヌカの始まる日は、ユダヤ暦に基づくため日付は毎年変わる)
何を祝う日? イエス・キリストの誕生を祝う日 約2000年前、ギリシャ人による支配に立ち向かい奇跡的に勝利を得た際に、ユダヤ人たちの立ちこもっていた神殿には、油壺に灯明を揚げるための油が1日分しか残っていなかったのに、1日分の油で8日間灯りつづけたという。この「油壺の奇跡」を子孫に伝えていくためのお祝い。ハヌキヤという9本の枝つき大燭台に8日間、毎晩ひとつずつろうそくの火を灯していく。(燭台の9本の枝のうち、真ん中の1本は火種用)
どんなことをして祝うの? 部屋の中にクリスマス・ツリーを飾る。(感謝祭の次の日になると、ニューヨークのあちらこちらの街角でクリスマス・ツリーが売り出されます。)

家の外や庭、アパート窓などにもさまざまな装飾でデコレーションします。(なかには町中の家という家がクリスマスのデコレーションで飾り付けられ、ツアーバスで観光客が訪れるところもあります。)

クリスマスまでツリーの下に家族にあげるプレゼントを置いておき、クリスマスの日にみんなでプレゼントを開けて楽しむ。

クリスマスの午後から、家族、親戚、親しい人たちを招いて盛大な食事を囲みます。
9本の枝つき大燭台を飾り、1日1本ずつろうそくをつけていきます。お祝いは8日間続き、その間に子どもたちはお小遣いをもらったり、プレゼントをもらいます。
どれくらい重要? クリスチャンにとっては最も重要な祝日。
(ニューヨークでも、たくさんの人が帰郷するか、家でお祝いの準備をしているため、1年で最も静かな日になります。本当に街から人の姿がなくなります。)
ジューイッシュにとって、ハヌカはもともとあまり重要なお祝い事ではなく、クリスマスに対抗して、プレゼント交換をしたり、特別なディナーを食べるようになったそうです。
ユダヤ教の最も重要なお祝いは、ユダヤ歴の新年を祝う「ローシュ・ハシャナ」とその10日後の贖罪日「ヨム・キプール」です。毎年西洋歴で9月から10月にあたります。
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